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夕張は何を語るか――炭鉱(ヤマ)の歴史と人々の暮らし

田巻松雄 著
ISBN:978-4-905497-17-2、A5判上製、220頁、本体価格2,400円、2013年刊

石炭の街の歴史から、私たちは何を学ぶのか。助け合いながら共に生きた人々の営みを掘り起こす!


【編者】田巻松雄(たまき・まつお)
宇都宮大学国際学部長・教授
1956年、北海道夕張市生まれ。筑波大学大学院博士課程社会科学研究科修了。


【目 次】
第Ⅰ部 夕張の歴史は何を語るか
1 旧産炭地夕張の特殊性─石炭産業の斜陽化から財政破綻までの経過と背景
2 再考、夕張「石炭の歴史村」─マチじゅうを博物館に
第Ⅱ部 夕張で暮らしてきた人々の語り
炭鉱で働く/炭鉱下請労働者の権利拡大を求めて/炭鉱社会を支えた女性たち/救護隊の世界/ガス爆発! その時、炭鉱病院では
解説① 「石炭の歴史村」展示施設群と産業遺跡群
解説② 炭鉱災害時の「救護隊」について
夕張・石炭関連年表


【書評・紹介】
《日本図書館協会選定図書》(第2890回 平成26年1月15日選定)
●『アジア・アフリカ研究』(2014年 第54巻 第4号)