離島エコツーリズムの社会学――隠岐・西表・小笠原・南大東の日常生活から
古村学 著
ISBN:978-4-905497-31-8、四六判並製、287頁、本体価格2,500円、2015年刊
「自然」「素朴」「ゆっくり」「楽園」……、「不便」「僻地」…
島の人々のすがたから、わたしたちは何を見出すのか。
【著者】古村 学(こむら・まなぶ)
島の人々のすがたから、わたしたちは何を見出すのか。
【著者】古村 学(こむら・まなぶ)
宇都宮大学国際学部講師。大阪大学大学院人間科学研究科修了、博士(人間科学)。主な研究領域は、村落社会学、知識社会学、社会人間学。主要著作等に、「日本の離島における観光――自然観光からエコツーリズムへ」(藤巻正己・江口信清編『グローバル化とアジアの観光――他者理解の旅へ』ナカニシヤ出版、2009年)、宇都宮大学国際学部古村研究室編『地域社会論I実習調査報告書 地域から未来を見つめる』(宇都宮大学国際学部古村研究室、2011~2014年)。
【目 次】
序章
第1章 現代社会と観光
第2章 離島社会と観光
第3章 離島観光の系譜――隠岐諸島西ノ島を事例として――
第4章 エコツーリズムと自然保護――八重山諸島西表島を事例として――
第5章 エコツーリズムと都会意識――小笠原諸島父島を事例として――
第6章 エコツーリズムと日常生活――大東諸島南大東島を事例として――
終章
あとがき
【書評・紹介】
●『朝日新聞』(2018年6月16日)、評者:石原俊氏・明治学院大学教授