回想 「経済大国」時代の日本外交――アメリカ・中国・インドネシア
國廣道彦 著
解題執筆者:服部龍二/白鳥潤一郎
ISBN:978-4-905497-45-5、四六判上製、482頁、本体価格4,000円、2016年刊
中国大使、インドネシア大使、外務審議官、初代内閣外政審議室長、外務省経済局長を歴任した外交官・國廣道彦の回想録。
「経済大国」日本は国際社会をいかに歩んだか。経済外交・首脳外交・アジア外交……。
【著者】國廣道彦(くにひろ・みちひこ)
1932年大分県生まれ。東京大学法学部卒業。
1955年外務省入省。経済局長、内閣外政審議室長、外務審議官、駐インドネシア大使、駐中国大使などを歴任。1995年外務省退官。
【解題執筆者】
1932年大分県生まれ。東京大学法学部卒業。
1955年外務省入省。経済局長、内閣外政審議室長、外務審議官、駐インドネシア大使、駐中国大使などを歴任。1995年外務省退官。
【解題執筆者】
服部龍二(はっとり・りゅうじ)
1968年生まれ。神戸大学大学院法学研究科博士後期課程単位取得退学、博士(政治学)、中央大学総合政策学部教授
〔主要業績〕『中曽根康弘――「大統領的首相」の軌跡』(中公新書、2015年)、『田中角栄──昭和の光と闇』(講談社現代新書、2016年)
1968年生まれ。神戸大学大学院法学研究科博士後期課程単位取得退学、博士(政治学)、中央大学総合政策学部教授
〔主要業績〕『中曽根康弘――「大統領的首相」の軌跡』(中公新書、2015年)、『田中角栄──昭和の光と闇』(講談社現代新書、2016年)
白鳥潤一郎(しらとり・じゅんいちろう)
1983年生まれ。慶應義塾大学大学院法学研究科政治学専攻後期博士課程修了、博士(法学)、北海道大学大学院法学研究科附属高等法政教育研究センター協力研究員
〔主要業績〕『「経済大国」日本の外交――エネルギー資源外交の形成、1967-1974年』(千倉書房、2015年)、「「戦後処理」からの脱却を目指して――高度経済成長期の外務省機構改革」(『北大法学論集』第65巻第5号、2015年1月)
1983年生まれ。慶應義塾大学大学院法学研究科政治学専攻後期博士課程修了、博士(法学)、北海道大学大学院法学研究科附属高等法政教育研究センター協力研究員
〔主要業績〕『「経済大国」日本の外交――エネルギー資源外交の形成、1967-1974年』(千倉書房、2015年)、「「戦後処理」からの脱却を目指して――高度経済成長期の外務省機構改革」(『北大法学論集』第65巻第5号、2015年1月)
【目次】
はじめに
序章 揺籃期
第1章 駆け出し外交官――一九五五〜六〇年
第2章 経済外交の世界へ――一九六〇〜七〇年
第3章 国交正常化後の日中関係――一九七〇〜七四年
第4章 スハルトのインドネシア――一九七四〜七八年
第5章 エネルギー外交――一九七八〜八二年
第6章 日米経済摩擦――一九八二〜八六年
第7章 初代内閣外政審議室長――一九八六〜八八年
第8章 時代の転換期 外務審議官――一九八八〜八九年
第9章 駐インドネシア大使――一九九〇〜九二年
第10章 駐中国大使――一九九二〜九五年
おわりに
解題(服部龍二・白鳥潤一郎)
國廣道彦略年譜
主要人名索引