増補版 幣原喜重郎――外交と民主主義
服部龍二 著
ISBN:978-4-905497-52-3、四六判上製、496頁、本体価格:4,000円、2017年刊
「幣原外交」とは何か。憲法9条の発案者なのか。
日本を代表する外政家の足跡を丹念に追いながら、日本の栄光と挫折、そして再起をたどる。
2006年に有斐閣より刊行された一冊の待望の復刊。
巻末に貴重な文献解題・史料を加えた増補版!
【著者】服部龍二(はっとり・りゅうじ)
1968年生まれ。神戸大学大学院法学研究科博士後期課程単位取得退学、博士(政治学)、中央大学総合政策学部教授
著書に『中曽根康弘――「大統領的首相」の軌跡』(中公新書、2015年)、『田中角栄──昭和の光と闇』(講談社現代新書、2016年)
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著書に『中曽根康弘――「大統領的首相」の軌跡』(中公新書、2015年)、『田中角栄──昭和の光と闇』(講談社現代新書、2016年)
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【目次】
はしがき
序 章 生い立ち
第一部 栄光――明治・大正期
第1章 釜山、東京、ワシントン
第2章 第一次外相期
第二部 挫折――昭和戦前期
第3章 田中内閣に抗して
第4章 第二次外相期
第5章 日中戦争から太平洋戦争へ
第三部 再起――戦後
第6章 占領初期の首相
第7章 東京裁判を超えて
第8章 幣原没後
終章 外交と民主主義
幣原喜重郎略年譜
引用文献
文献解題
【史料1】幣原喜重郎講演「外交管見」
【史料2】Shidehara Kijuro and the Supura-Party Diplomacy, 1950
あとがき
増補版あとがき
主要人名索引
主要事項索引