御厨政治史学とは何か

御厨貴 著
ISBN:978-4-905497-60-8、四六判並製、156頁、本体価格1,800円、2017年刊

【目次】
不思議な時空間の再構成に向けて 【御厨貴】
実験室と共同体――シンポジウム「御厨政治史学とは何か」を企画して 【佐藤信】
ぶれる人――書評会「『明治史論集』を南大沢で読む」を企画して 【河野有理】

Ⅰ 御厨政治史学とは何か――21世紀への〝お宝〟たりうるのか?

第一部 明治史学の〝お宝〟探し
  【坂本一登・前田亮介・佐々木雄一+御厨貴 (司会:佐藤信)】

第二部 戦後史学の〝お宝〟探し
  【河野康子・金井利之・手塚洋輔+御厨貴 (司会:佐藤信)】

Ⅱ 御厨政治史学の真髄

地方の明治、首都の明治――『明治史論集』を読む 【池田真歩】
物語と実証――『明治国家の完成』を中心に 【佐々木雄一】
館・ざわめき・場――歴史叙述をめぐる革新 【前田亮介】
「危機の一〇年」の記録として 【手塚洋輔】
「第二保守党」論の変転 【金井利之】

御厨貴教授関連年譜(1975~2002年)