春のはなびら――戦争の残照 わが幼年時代
大野一道著
ISBN:978-4-910590-18-9、四六判並製、総340頁、本体2,000円(2024年2月刊)
終戦直後に育った子どもが、生きて、感じて、見て、思ったことども…
ミシュレやジョルジュ・サンドの研究、翻訳で知られるフランス文学者が自らの幼少時代を描いた一冊
【著者】
大野 一道(おおの・かずみち)
1941年東京生まれ、46年より埼玉で育つ。中央大学名誉教授。
1967年東京大学大学院仏語仏文学修士課程修了。1969年より白百合女子大学講師、同大学教授を経て、1990年より2012年まで中央大学教授。
著書に、『ミシュレ伝』『「民衆」の発見――ミシュレからペギーへ』、
訳書に、ミシュレ『女』『世界史入門』『学生よ』『山』『人類の聖書』『全体史の誕生』、ジョルジュ・サンド『スピリディオン』など。
その他、共著書・共編著書・共訳書など多数。
【目次】
終戦の日前後
春のはなびら
子どもの情景
父がいたころ
母のふるさと
我が家の情景
なつかしの海