岡義達著作集
岡義達 著
ISBN: 978-4-910590-21-9、A5判上製、336頁、本体3,800円、2024年5月刊行
‟岡政治学”とは何であったか
名著『政治』のほか、単著論文や書評を収録した決定版――(編集:永森誠一)
「政治はどのように概念規定されようとも、常にその規定を欺く」(「政治」〔1974年〕より)
【著者】
岡 義達(おか・よしさと)
1921年5月28日 東京生まれ
1946年9月 東京帝国大学法学部政治学科卒業
1951年6月 一橋大学社会学部助手
1953年6月 一橋大学社会学部助教授
1964年4月 東京大学法学部教授
1982年3月 東京大学を退官
1982年4月 大東文化大学法学部教養課程教授
1990年4月 大東文化大学法学部政治学科教授
1994年3月 大東文化大学を退職
1999年6月2日 逝去
【目次】
第Ⅰ部
政治(1971年)
政治(1974年)
第Ⅱ部
権力の循環と象徴の選択(1953年)
福祉国家と大衆政党――イギリス(1956年)
マス・デモクラシーと政治集団(1957年)
政党と政党政治(1958年)
論文――生産と消費(1959年)
『年報政治学 西欧世界と社会主義』序説(1966年)
第Ⅲ部
書評 C・E・メリアム『体系的政治学』(1950年)
書評 E・フロム『自由の恐怖』(1951年)
書評 アメリカ政治学会政党研究会編『責任ある二党制の確立』(1952年)
書評 P・M・ブラウ『現代社会の官僚制』(1958年)
書評 篠原一『現代の政治力学』(1962年)
書評 升味準之輔『現代政治と政治学』(1964年)
書評 M・ヤング『メリトクラシーの法則』(1966年)
書評 Ⅰ・バーリン『歴史の必然性』)(1966年)
書評 LaPalonbara&Weiner編『政党と政治の発展』(1967年)
書評 G・W・F・ハルガルテン『独裁者』(1968年)
岡義達略年譜
岡義達著作目録
編集後記(永森誠一)
【書評・紹介】
●『朝日新聞』(2024.8.24)、評者:御厨貴氏(東京大学名誉教授)